ガチ勢をのめり込ませる、圧倒的に広がった「表現の自由度」
今作の最大のポイントはとにかく
「表現の自由度」が格段に上がった
ってことでしょう。
「無人島移住パッケージプラン」
それの意味するところは、
島全体が、ぼくらプレイヤーのキャンバスになるってことだった。
今までのどう森シリーズでは自室にしか飾ることのできなかった家具を
何もない無人島を発展させていくという名目にすることで、違和感なく島全体を自分の思うままに飾ることができるようになっとんですよね。
そしてさらに、「島クリエイター」を開放すれば、島の地形すら思いのまま。
まさに自分だけのオリジナル島を創り上げることができる!
発売前からみんなが期待してたことやけど、やっぱりこの自由度の高さこそが、
今までのどう森とは違う今作の最大の魅力なのは間違いないよね。
ぼくはまだ「島クリエイター」を開放したばっかりのところやけど、
それまでの島のレイアウト、花を植えたり、家具を置いたり、
博物館はどこに建てよう、橋はどこにかけようって、
すでに自由過ぎて考えるのに困るくらいやった。
島クリガチ勢の皆さんは、各々のテーマに基づいた
もはや芸術作品な島づくりを完成させていたり、絶賛作成中だったり。
「マインクラフト」に代表されるように、自由度の高いゲームがたくさん広まって
「どう森でももっと自由にしたい!」
って感じてたゲーマーたちのニーズに、しっかりと応えてきた形やなぁと思ってます。
今まで以上に、「ゲーマーが楽しめるゲーム」になってるね!。
ガチ勢のニーズに応えつつ、本質は変わらぬスローライフ
じゃあ、あつまれどうぶつの森はゲーマー向けのゲームになったから、普段ゲームをやらない人には向かないのかというと全然そんなことないのが一番すごいところやなってぼくは思ってます。
ゲーマーが楽しめるようになったとはいえ、早く進めたいのに!
って煩わしく感じてしまう部分ってけっこうあるゲームだと思うんですよね。
例えば、お店でまとめ買いが5こまでしかできない
DIYがまとめてできない
お金(ベル)がめっちゃかかる
季節・時間限定の生き物が捕まえにくい
などなど...
特に、このうち上2つなんかは、ただのシステム上の不便さと感じる人がけっこういるんじゃないでしょうか
けどね、ぼくはこの不便さが好き。
だって、想像してみて。
タヌキ商店で花の種を買うとき、いっぱい買うつもりでも一度にまとめて買えるのは5個まで。
きっと、まめきちつぶきちが一度に運んで会計できる限界が5個なんですよ。
だって彼らちっちゃいもん!(まめつぶやからね)
タヌキ商店が改装してから、10万ベル以上の高額商品も販売するようになったのは
きっと裏でこんなやりとりがあるんですよ。
(まめ・つぶ)こんなに高額の商品が売れるんですかー? ですかー?
(たぬきち)大丈夫なんだも。お金持ちの人はとにかくお金を使いたいんだも。
だから大した物じゃなくても高ければ喜んで買うはずだなも。
みたいな。
おのれたぬきち。