ずっとげーむしてたい

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ゲームメインのゆる~い趣味ブログ

【ゲームレビュー】「セレステ」:高難度2Dアクションの頂点。現代にマッチしたドットの神ゲー。

 

 

こんにちは、こーき7です。

 

 

先日、5月18日~5月24日の期間で

ニンテンドースイッチオンラインのいっせいトライアル対象タイトルとして

セレステが無料で遊び放題となってましたね。

 

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今回は、

ひと通りエンディングまでプレイし終わったところでの

セレステ」のゲームレビュー記事となります。

 

 

 

記事のさいごには

個人的な評価によるスコアも掲載してます!

 

 

それでは、よろしくどーぞっ!

 

 

 

忙しい人は下のもくじから「総合評価」の項目だけでもどぞ!

 

 

 

難しくても諦めさせないゲームシステム

 
もはや「死にゲー」な、絶妙なゲームバランス

 

セレステのアクションは、かなり難易度が高めです。

 

アクションが苦手な人にとっては、

1ステージ目からすでにクライマックスに感じるレベルじゃないかな。

 

 

 

でも、セレステのアクションには理不尽な難しさは一つもない

 

全てのミスが、攻略への布石となるように

絶妙なバランスで創りこまれとるんですよね。

 

 

 

(ヤッタ! 突破できた!)

 

と思った一瞬後にはトゲにあたって死亡。

 

なんてことがザラにあるけど、その度に

「よくできてるなぁ~」

 

と感心させられます。

 

 

しかも、死んだらすぐにその場から再開できる

というやさしい設計。

 

これにより、どんなに難しくて

何度も同じところで死んでも

諦めずにクリアするまでプレイし続けることができます。

 

 

もしもセレステ

 

難しい上に、死んだらステージの最初からやり直しとか

 

3機でクリアしないとゲームオーバーなんていう

 

ファミコン時代のようなシステムを踏襲していたら、

だれもクリアまでプレイすることはなかったでしょうねw

 

 

死んで覚えて少しずつ前進する

この「絶妙なゲームバランス」は

 

「ダークソウル」や「ブラッドボーン」といった

いわゆる死にゲーに通じるものがあると思います。

 

セレステは、単なる2Dアクションゲームではなく

「2Dドット版死にゲー」

といった方がしっくりくるかもしれません。

 

 

だれでも挑戦できる「高難度」

 

 

それに、この難しさも

 

プレイヤーの遊び方によって

ある程度変えられることも重要なポイント。

 

 

どうしてもアクションが苦手な人は

「アシストモード」をオンにすれば

いろんなアシスト機能を個別に設定できるので

自分にとってちょうどいいくらいの難易度であそぶこともできます。

 

 

逆に、アクションに自信があって

もっと高い難易度を求める人は

「イチゴ集め」「B面開放」などのやり込み要素を楽しんだり

タイムアタックに挑戦したりすればいいわけです。

 

 

参考までに、

「2Dアクションは好きなジャンル」なぼくが

「アシストモードOFF」でプレイした

 

エンディング到達時点の成績は

 

プレイ時間が約10時間

 

全部で175個あるイチゴの内

約半分の86個を集めました。

 

そして、総デス数はなんと

1957。

 

 

10時間で2000回近く死んでます。

 

 

 

ただ、このうち

おそらく半分以上が、

やり込み要素である「イチゴ」を集める時に死んだものです。

 

セレステのアクションは難しい!!

 

と書いてきましたが

ほんとに難しいのは、ほとんどがこの

「イチゴ集め」の場面です。

 

 

イチゴを無視して進めれば、アクションがそれほど得意でない人でも

諦めずに死に続ければ

アシストモードなしでエンディングまできっと行けるはずです。

 

 

 

 

誰もが共感し得るストーリー

 

ストーリーも、

 セレステが多くの人に受け入れられる理由の一つでしょう。

 

自分自身の不安や葛藤を乗りこえるために

セレステ山を登りはじめる主人公マデリン。

 

 

自分の中にいる「もうひとりの自分」。

 

それを認められなかったり、

それに苦しんでしまったりしながら、

 

それでも、あったかい人たちとの出会いや関わりの中で

少しずつ進んでいく姿は、

プレイヤーの誰もが

自分自身をかさねて、共感できるものです。

 

 

 プレイヤー自身も、高難度なアクションで何度も失敗を繰り返しながら

少しずつ上達して、セレステ山の頂上にたどり着くことになるので、

その過程が

このストーリーをより「自分ごと」として感じさせてくれるんだと思います

 

 

BGM・世界観

 

 神ゲーには神BGMが欠かせませんよね。

セレステはそこも抜かりないです。

 

ゲームを起動してすぐのタイトル画面から

ストーリークリア時のエンディングに至るまでずっと

 

ストーリー的な背景ともマッチした世界観のステージと

それに合わせたステキなBGMを楽しむことができます。

 

 

多くの人が、10時間ほどあれば

エンディングまでたどり着けるでしょうが

このBGMと、前述したやり込み要素などのおかげで

クリア後も退屈せずに

周回プレイを楽しむモチベーションとなってくれます。

 

 

総合評価

 

 以上をふまえ、

 

セレステ」の総合評価は...

 

 

 

 

 

 

97/100 !!!

 

 

 

 

 です!!

 

 

正直、文句をつけるところは全くないですね。

 

まごうことなき神ゲーだと断言していいでしょう。

 

 

・アクションの完成度

・ゲームバランス

・ストーリー、雰囲気、BGM

・操作性

 

など

どれをとってもすばらしく

 

アクションの得て不得手にかかわらず、すべての人に

プレイしてみてほしいゲームです。

 

 

 

100点満点とならなかった理由は

 

・全体的なボリュームの少なさ

 

にあります。

 

ただ、「セレステ」は

定価約2,000円のインディーゲームです。

 

やりごたえのあるやり込み要素もありますし

価格に見合う程度のボリュームは間違いなくあります。

 

それでも、この倍くらいは

まだストーリーを遊んでたかったなぁ

と思ってしまうのは確か。

 

世界中で高い評価をうけたことですし

開発規模を少し大きくして

 

クオリティを落とさずに

ボリュームも増した続編が発表されることを

期待したいと思います。

 

 

 

 

 

というわけで、今回は

 

高難易度2Dアクションの頂点

インディーの神ゲー

 

セレステ」レビュー記事でした!

 

 

 

 

 

 

それじゃ、今日はこのへんで。

 

 

 

またねっ。