こんにちは、こーき7です。
今回は、中学時代から現在に至るまでの約10年ほどを
映画好きとして生きてきた20代男子の私こーき7が選ぶ
マイベスト映画20選をご紹介します!
オールタイム・オールジャンルで、
今まで観てきたすべての映画の中から最高の20本を厳選してご紹介させて頂きます。
個人的な趣味全開の、独断と偏見による選出ではありますが
20代男子が好む映画の一例として、お楽しみいただければと思います。
それでは、よろしくどーぞっ!
- レ・ミゼラブル
- シャッターアイランド
- ナイト・&・デイ
- バニラ・スカイ
- ピクセル
- 思い出のマーニー
- ブラックスキャンダル
- ジュピター
- オズの魔法使
- X-ミッション
- アラジン
- オブリビオン
- ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル
- トランセンデンス
- 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
- アウトロー
- ビリーブ 未来への大逆転
- ツーリスト
- ラ・ラ・ランド
- ザ・エージェント
- まとめ
レ・ミゼラブル
「レ・ミゼラブル」は、2012年に公開されたミュージカル映画です。
ヴィクトル・ユゴーの小説を原作とするミュージカル舞台を映画化した作品になります。
開始早々から、オープニング曲である「囚人の歌」で
映画の圧倒的なスケールを感じさせられました。
エディ・レッドメインといった豪華キャストに加え、
もともとのミュージカル版のキャストも出演しており、
ミュージカル映画としての完成度はとても高くなっています。
さらに、ミュージカル映画として
全編口パクなしのライブ録音という離れ業で撮影されており、
歌唱においてもよりリアルな役者の演技を体感できます。
出演者はじめ、本物のプロフェッショナルが集まって作られているからこそ
できる芸当ですね。
「レ・ミゼラブル(悲惨な人々)」というタイトル通り
悲惨な運命を背負いながらも、自分の人生を生き抜く人々の物語に
号泣必至の作品です。
シャッターアイランド
「シャッターアイランド」は、2010年に公開された
監督:マーティンス・コセッシ、主演:レオナルド・ディカプリオ
によるサスペンス映画です。
サスペンス映画と聞くと真っ先にこの作品が思い浮かぶくらい
衝撃的で、かつ丁寧に作られている映画です。
物語のラストですべてが明らかになり、
観終わった後にすぐもう一度最初から観返したくなるような感覚はまさにサスペンス。
主演のディカプリオも語っているように、
謎を解こうと思いながら観てはいけません。
劇中の全てを素直に受け止め、物語を追いながら
最後に全てを告げられてください。
そうすることで、現実の世界の視え方も
今までとすこしちがってくるかもしれません。
ナイト・&・デイ
「ナイト・&・デイ」は、2010年に公開された
トム・クルーズとキャメロン・ディアスのダブル主演によるアクション映画です。
ぼくが映画ファン、そしてトム・クルーズファンになるきっかけになった映画だったりもします。
印象的なセリフがたくさん出てくるんですよ。
内容は簡単にいうとスパイものなんですが
全体的にシリアスな雰囲気ではなく、セリフ回しやストーリー展開、
ちょっと仕草なんかにもユーモアが溢れていて、
いつでもどこでも誰とでも楽しめるような作品になってます。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスという2人のスーパースターによる、
爽快感のあるクールで派手なアクションは
映画好きの皆さんはもちろん、
普段あまり映画を観ない人なんかでも気軽に楽しめると思うので、
ぜひオススメしてあげてください。
バニラ・スカイ
「バニラ・スカイ」は2001年に公開された映画。
トム・クルーズ演じる主人公が、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルスの演じる2人のヒロインとの、精神的・空想的な三角関係を描いたSFサスペンス。
少し過激かつ複雑な内容のストーリーながら、
映画としての魅せ方・演出が素晴らしく、ダレることなく一気に観終わってしまう。
そして観終わったあと、自分の気持ちの整理に時間がかかる感じは
主人公の感覚を体感させられているような気分にもなります。
なんというか、感想を言葉で説明するのがけっこう難しい作品ですね。
ぜひ皆さんにも観てみてもらいたいと思います。
ポール・マッカートニーが書き下ろした主題歌もとてもいい曲ですが
それだけではなく、本作のサントラには
キャメロン・ディアスの歌声も収録されています。
役名の名義で歌った曲が1曲収録されているのですが、
キャメロンの演じるジュリーというキャラクター、そして
バニラ・スカイという映画そのものまで表現されている曲だと思いますので
こちらもチェックしてみてください。
じつはこの映画、1997年に公開されたスペイン映画「オープン・ユア・アイズ」のリメイク作品になるようです。
ぼくはまだ、この「オープン・ユア・アイズ」は未視聴なんですが
一部ではバニラ・スカイよりも高い評価を受けていたりしますし、
ペネロペ・クルスはこちらにも同じ役で出演しているという事なので
近いうちに観ておきたいなぁと思っています。
アマゾンプライムビデオで観られるみたいです。
ピクセル
「ピクセル」は2015年に公開された映画。
宇宙人へ友好を目的として、1982年当時に流行っていたビデオゲームの映像を
宇宙へ打ち上げたところ、それを地球からの挑戦状だと勘違いした宇宙人が
大規模な「リアルパックマン」や「リアルスペースインベーダー」で、地球を賭け戦いを挑んでくるというかなりぶっ飛んだ設定。
コメディ要素が強く、映画館で鑑賞しながらも
ちょいちょい声出して笑ってしまうほど面白かった。
(迷惑になるほどではなかったはず…)
レトロゲームが好きな人なら特に、最高に楽しめる作品です。
観終わった後、実家のファミコンを引っ張り出したくなること間違いなし。
実は、今回の20選に入れるかかなり迷ったんですが、
なんだかんだ記憶に残りまくってるので選出することにしました。
思い出のマーニー
「思い出のマーニー」は、2014年に公開された
スタジオジブリによるアニメ映画。
イギリスの児童文学作品が原作となっています。
《心を閉ざした少女アンナが、療養に来た北海道の地で
不思議な少女マーニーと出逢う。》
ジブリ映画はどれも素晴らしい作品ばかりですが、
個人的にはこの「思い出のマーニー」がダントツで一番好きです。
良い意味でジブリらしくない表現の数々は、
この作品でしか味わえない、儚くて繊細で優しい気持ちにしてくれます。
百合映画と揶揄されることもありますが、
そこにばかり目を向けるのはナンセンスです。
確かに百合的要素はありますが、それも含めて
2人の少女の関係性と、主人公アンナの心の変化を感じられるはずです。
「タイトルは聞いた事あるけど観たことないなぁ」
っていう人は、とってもおすすめですので
ぜひ鑑賞してみてください!
主題歌の「Fine On The Outside」もすごく良い曲です。
ブラックスキャンダル
「ブラックスキャンダル」は2015年に公開された
アメリカの犯罪映画。
1970年代から1990年代にかけて活動した、実在した犯罪組織のリーダー
「ジェームズ・ジョセフ・バルジャー」をジョニー・デップが演じて、
実話を基に制作された映画です。
犯罪者ではあるのですが、悪には悪の信念があるという感じで
すごくかっこいいんですよね。
ワンピースでも、クロコダイルとかかっこいいじゃないですか。
しかも本作は主演ジョニー・デップですからね。
そりゃもうほんとにかっこいいです。
映画自体もすごく面白いですし
犯罪の歴史を知るという意味でも、観ておいて損はない1本です。
ジュピター
「ジュピター」は、2015年に公開されたSFアクション映画。
マトリックスシリーズで有名なウォシャウスキー姉弟が監督・脚本・制作を務めています。
当時、劇場で観た時には
「映像はハデだけど、なんかイマイチだな」というのが正直な感想で
メディアの評価もそんなに良くないものが多いみたいでした。
しかし最近、アマゾンプライムで改めて観なおしてみると評価が一変。
めちゃくちゃおもしろい!!
圧倒的な迫力の映像と、優しい恋愛、超SFなストーリーに引き込まれます。
ただ、大枠は王道なストーリーの中に、複雑なSF設定を詰め込み過ぎていて
よく話を聞いていないと、
「ん?どういうこと?」
となってしまう感じはあります。
過去のぼくも、その辺が気になったんでしょうね。
せっかく劇場であの大迫力の映像を観れていたのに
思いっきり楽しめてなかったのはもったいなかったと思います。
低評価が入る理由も分かりますが、良いところもたくさんあるので
もっと評価されてもいい映画だと思ってます。
オズの魔法使
「オズの魔法使」は、1900年に発表された同名の児童文学小説を原作として
1939年に公開されたミュージカル映画。
冒頭の現実世界のパートはモノクロで、
ファンタジー世界であるオズの国に入った途端にカラー映像に切り替わる演出がとても素敵で、一気に引き込まれます。
基本的には子ども向けの内容ですが、大人が1人で観ても十分楽しめます。
とくに、現在レニー・ゼルウィガー主演で話題となっている映画
「ジュディ 虹の彼方に」で、ジュディ・ガーランドに興味を持った人は
ぜひこの「オズの魔法使」を観てください。
ジュディ・ガーランドをスター女優とした
今後も語り継がれていくであろう、往年の名作ミュージカル映画です。
X-ミッション
「X-ミッション」は、2015年公開のアクション映画。
エクストリームスポーツを題材としており、アタマおかしいんじゃないかと思うほどに
ド派手なスーパースタントが連発されます。
そのスタントアクションも、もちろん最大の魅力ではあるんですが
ぼくが特に好きなのは、物語のなかで語られる人生観や倫理観。
「選択を下すのは常に自分自身。だれに誘われただとかは関係なく、その選択の責任はすべて選択した本人にある。」
現代の一般社会ではまず受け入れられないであろう考え方ですが
ぼくは、自分のことを少し肯定してもらえたような、そんな気持ちになりました。
もちろん、不快に感じる人も多いでしょうが
責任転嫁の応酬だらけな社会に嫌気がさしているという人には刺さる1本かもしれません。
ちなみに、邦題は「X-ミッション」ですが、
原題は「Point Break」です。
原題の方がしっくりくるんと思うのに、なんでわざわざ変えたんだろ...
アラジン
「アラジン」は2019年に公開されたミュージカル映画。
1992年公開のディズニーの同名アニメ映画を実写版としてリメイクした作品です。
ウィル・スミスが、ランプの魔人ジーニーを演じて話題になりましたね。
とにかく全てが素晴らしい最高の映画です。
ミュージカル部分では、ラッパーとしても活躍するウィル・スミスの影響もあって
ヒップホップ色の強い楽曲となった「フレンド・ライク・ミー」や
ジャスミン役のナオミ・スコットの力強い演技と歌を堪能できる「スピーチレス」、
数百人のダンサー・エキストラを要して大規模なパレードを演出した「プリンス・アリ」など
様々なタイプの楽曲が1つの映画の中で楽しめます。
ガイ・リッチー監督の表現方法も、アラジンの舞台である中東の雰囲気にすごくマッチしていて、この世界観の中にいつまでも居たいと思わせてくれます。
ダンスの踊れないぼくでも思わず踊りたくなってしまう映画NO.1です。
さすがディズニー。
それにしても、ナオミ・スコットまじで美人過ぎる…
オブリビオン
「オブリビオン」は、2013年に公開されたトム・クルーズ主演によるSF映画です。
バニラ・スカイやマイノリティ・リポートでも、トム・クルーズとSFの相性の良さは証明されていますが
この映画ではその相性の良さを存分に味わうことができます。
SFらしい、少しショッキングな内容を含む壮大なストーリーが展開されますが
映像としては、すごく洗練されていて
無駄なものがなくすっきりしているんですよね。
そのため、トム・クルーズを始めとした役者たちの演技に集中することができます。
特殊な世界設定であるにも関わらず、
物語の進行は登場人物たちの会話・思考・感情の変化によって行われていることが感じられて
「あぁ、いまめっちゃ映画観てる」
という満足感を得られます。
ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル
「ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル」は、2011年に公開された
スパイアクション映画。
「ミッション・インポッシブル」シリーズの4作目になります。
説明不要の超人気シリーズであるミッションインポッシブルですが、その中でも
このゴーストプロトコルが最高傑作だと個人的には思っています。
ストーリー的にも、過去作と上手く絡み合っていて、
キャラクター間の関わりに深みがあります。
さらに、シリーズ通しての恒例でもある、トム・クルーズのトンデモスタントは
今作でついに限界突破した感がありますね。
ポスター画像にも使われている、世界一高いビルの壁をよじ登るシーンなんかも
実際にトム・クルーズが現地でよじ登っている場面を撮影しています。
いやぁ、アタマおかしいでしょw
ラストの立体駐車場でのシーンも迫力満点です。
映画本編はもちろんですが、ぜひレンタルでもいいので
Blue-rayやDVDのディスクに収録されているメイキング映像を観てみてほしいです。
本編以上にヒヤヒヤする映像が収録されていますよ。
トランセンデンス
「トランセンデンス」は、2014年に公開されたSFサスペンス映画。
ジョニー・デップ演じる主人公の科学者が、
死の間際に意識をコンピュータにアップロードされることでAIと化します。
過度に発達したAIが世界に及ぼす影響と、
その中にある純粋な想い。
SFサスペンスではありますが、この物語の本質は愛の物語です。
無視できないテーマを題材としており、それを愛の物語を通して表現することで
一般の人たちにも考える機会を与える作品だと思います。
批評家からは酷評されてるようですが、穿った観方をせずに
純粋に感動したりできないんでしょうかね。まったく。
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」は、
1998年に公開された
テレビアニメ「ポケットモンスター」の劇場版第一作。
日本の夏の大定番であるポケモン映画の、原点にして頂点ともいえる作品です。
技術力の証明という人間の勝手な都合によって、コピー(クローン)として生み出されたポケモン、ミュウツー。
「だれが生んでくれと頼んだ? 誰が生きたいと願った?」
自分勝手な人間へ、逆襲を決めるミュウツーの言葉は
とても寂しく、こころに響きます。
本物だとか偽物だとか、どっちの方が強いとか
そんな事は関係ない。
みんな同じように生きているんだから。
子ども向けの作品とは思えないほどに、深いテーマを持っており
大人でも感動します。
小林幸子の歌うエンディングテーマ「風といっしょに」は
最高過ぎて言葉もありません。
おそらく、すでに40回近く観ているので
ストーリーはもちろん、細かいセリフやカメラワークまでほとんど覚えてますが
きっとこれからも観続けると思います。
ちなみに、同時上映の「ピカチュウのなつやすみ」も、
ポケモンたちが最高にかわいくて癒されるので、メンタル大変なときなんかに特にオススメです。
アウトロー
「アウトロー」は2012年のアクション映画。
アメリカの小説「ジャック・リーチャーシ」シリーズの9作目である「アウトロー」を映画化した作品で、映画の原題は「Jack Reacher」。
法よりも自らの正義を貫き実行する、武骨な流れ者である
主人公のジャック・リーチャーをトム・クルーズが演じています。
原作はアメリカでベストセラーとなっているだけあって、まずストーリーが秀逸です。
大きなサプライズがあるわけではないですが、常に次の展開が気になるようになってますし、各キャラクターの言動にも筋が通っていて、
「こいつの言ってることメチャクチャだな」
「意味わかんないな」
と思うようなことはほとんどありません。
共感できるかは人によると思いますが、少なくとも、
なぜそこに居て、そんなことをしてるのか、理解することはできるでしょう。
設定の作り込み、役者さんたちの役への理解が深いんだなぁと感心させられます。
(ヒロインのロザムンド・パイクも美人)
そしてこの映画の最大の魅力は何と言っても、
トム・クルーズの「らしさ」を堪能できることです。
ロイ・ミラーやイーサン・ハントよりも
武骨でワイルドで不器用なジャック・リーチャーは
トム・クルーズにとっての新たなハマリ役です。
ただ、それほど良い役だったにもかかわらず
トム・クルーズ主演による映画ジャック・リーチャーシリーズは
本作「アウトロー」と、2作目の「ジャック・リーチャー ネバーゴーバック」で終了となるみたいです。
理由は、原作小説シリーズのファンから、
「トム・クルーズはジャック・リーチャーに見えない」
という声が多く出ていたこと。
というのも、原作でのリーチャーの設定には、身長が190cm近い大柄な男というのがありますが、
トム・クルーズの身長は170cmしかありません。
原作者のリー・チャイルドからは、体格的な差を差し引いても完璧なジャック・リーチャーだと認められているトム・クルーズですが、
やはり原作ファンの声は無視できないようです。
トム・クルーズファンのぼくとしては、イーサン・ハントに続く新たなトムの代表的なキャラクターとしてジャック・リーチャーに期待していたので
とても残念ですが、仕方ありませんね。
ビリーブ 未来への大逆転
「ビリーブ 未来への大逆転」は、2018年に公開された伝記映画。
後にアメリカの最高裁判事となるルース・ベイダー・ギンズバーグが弁護士時代に史上初の男女平等裁判に挑んだ実話を基にした物語が描かれています。
伝記映画はいいですね。
過去の偉人の素晴らしい行跡を2時間ほどで学ぶことができる。
本作ではまず、たった数十年前まで
男女はここまで理不尽に不平等だったのかと思い知らされます。
そして、その不平等の為に悲しい思いをする人の苦しみを感じ、
それをなんとか変えてやろうとする女性弁護士の強い意志に、
勇気をもらえる作品でもあります。
男女問わず、だれもが一度観ておくべき映画です。
ツーリスト
「ツーリスト」は2010年に公開された、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーのダブル主演による映画です。
この映画は、とにかく「優雅で美しい」映画です。
舞台となるのはイタリアのヴェネツィアという町です。
「水の都」とも呼ばれるこの町では、陸路よりも水路が多く、移動のメインは水上バスやフェリー、ボートなどです。
そんな美しい町に、ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリーといった超美形の二人が居るというだけでもう映像としては十分すぎる程に美しいのですが、
この映画はその美しさのポテンシャルを最大限に発揮させています。
一般的なスパイ映画などではカーチェイスが行われるようなシーンでも、
あまりスピードの出ないボートでのチェイスが行われたり、
冒頭、フランスでのシーンでは、
敵の追っ手をまくために列車から降りてきた大勢の通行人を自然に壁に使ったり、
ミッションインポッシブルなら、トム・クルーズが屋根の上をバンバン走って敵を追いかけたりしますが、
ツーリストでのジョニー・デップは、パジャマ姿のまま屋根の上を、落ちないように足元を確認しながらなんとか逃げようとして、結果、地元警察に一旦捕らえられますw
とにかく、徹底して「思いっきり走らない」んですよね。
常に優雅。ほんとにどこを切り取っても美しい。
とくにすごいなと思ったのが、ジョニー・デップの「歩き」のシーン。
それまで電子タバコを吸っていた、デップ演じるフランクが
1つ決意をしてアンジー演じるエリーズのもとへ向かう際に
紙巻タバコに火をつけて、くわえタバコで歩くシーンが
ありえない程かっこいいんですよ。
ほんの数秒のカットではあるんですが、思わずマネしたくなるようなカッコよさです。
(マネしても気持ち悪いだけなの話かってるのでしませんが)
個人的には、先にも紹介した「ナイト・&・デイ」と比較して観てみると面白いかなと思います。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスのダブル主演による
ワイルドな誘惑、スイートな衝撃で
ジェットコースターのような作品である
「ナイト・&・デイ」。
ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーのダブル主演による
ひたすらに優雅で、美しく
遊覧船のような作品である
「ツーリスト」。
どちらも、内容が非常に濃いという感じではないですが
それぞれのキャストの特徴を生かしまくった、誰もが気軽に楽しめるタイプの映画です。
映画初心者にとりあえずこの2本をみせて、
どっちが好きかでその後に勧める作品を選ぶのも楽しそうですね!
もちろんぼくはどっちも大好きです!
ラ・ラ・ランド
「ラ・ラ・ランド」は2016年に公開されたミュージカル映画。
第89回アカデミー賞では、作品賞こそ逃しましたが
監督賞、主演女優賞など6部門を受傷した名作です。
ミュージカル映画の最高峰といっていいでしょう。
ストーリー、音楽、演技、演出、どれをとっても素晴らしく
全く隙がありません。
非常に完成度の高い作品です。
1つ、「隙」といえるものを挙げるとするなら
メインキャストである2人、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの歌唱力ですね。
この2人は、大作ミュージカル映画のメインを務める俳優としては
若干、歌唱力が物足りない感はあります。
しかし、物語の背景を考えた時に
ミュージカルパートでこの2人に完璧すぎる歌を披露されてしまうと
正直その場面が少し「浮く」と思うんですよね。
これがブロードウェイなんかで行われる実際のミュージカルであれば
やはり圧倒的な歌唱力が必要だったかもしれませんが
ラ・ラ・ランドはあくまで映画作品です。
この作品における歌唱パートの役割というのは
見せ場ではありつつも、ストーリーの中にスッと溶け込み、
それぞれのキャラクターの心情を、爆発させるのではなく滲みだして伝えることです。
そう考えると、この2人の歌唱力は
圧倒的ではないかもしれませんが、「映画的に絶妙」という事が出来ます。
キャスティングの段階で、あえて作っていた隙なのかもしれませんね。
見どころはいくつもあるんですが、ぼくはエンドロールで
ミア(エマ・ストーン)が1人でハミングする「City oF Stars」が
なんとも言えない複雑な気持ちにさせられて、とても印象的でした。
劇場で鑑賞して、そのまま映画館でサントラ買うほど
素晴らしい映画ですので、まだ観てない方は最優先で観ることをオススメします。
ザ・エージェント
「ザ・エージェント」は、アメリカでは1996年12月、日本では1997年5月に公開された映画。
監督:キャメロン・クロウ、主演:トム・クルーズ、ヒロイン:レニー・ゼルウィガー。
今回ご紹介している20選はランキングではありませんが、ぼくにとっての1位は確実にこの作品です。
お金ばかりを追求していていいの?
本当に大切なものが他にあるんじゃないのか?
プロとして、人としての葛藤に苦しみながらも
自分の信念を貫き、正直に生きることで
友情と、真実の愛を見つける。
少年ジャンプ的ともいえる王道なストーリーですが
だからこそ、多くの人の心に響きます。
もうほんとに、全部のシーンが好きです。
キャメロン・クロウ監督は、すべてのシーンをドラマティックに演出するのが非常に上手ですね。
電話越しのShow me the money、
車中でのフリーフォーリン熱唱、
ドロシーがマーシーに啖呵きるところ、
金魚を連れてくジェリー、
手話でのYou complete meをイマイチ理解してないジェリー…
好きなシーンを語ろうとすると、ぜんぜんまとまらなくなりそうなので
今回はやめておきますw
さらにキャストもことごとくハマリ役ばかりですね。
とくにドロシー役のレニー・ゼルウィガー。
今作のヒロインであるドロシー・ボイドは、彼女以外にありえないと思います。
ドロシーがレニー・ゼルウィガーであったからこそ、この映画はこんなにも感動的なのです。
トム・クルーズ出演作品としてはそれほど有名な作品ではないかもしれませんが
ぼくにとっては今まで観てきた数百本の映画の中でも
人生で最も大切な映画として胸に刻まれています。
まだ観たことのない人には、ぜひ一度観て頂きたいと思います。
まとめ
というわけで、
映画好きの20代男子が選ぶマイベスト映画20選!
でした!
ばりばりのトム・クルーズファンなので当たり前ではあるんですが
やっぱりトム・クルーズ出演作品が多いですねw
その数20本中5本。
4分の1がトム・クルーズ出演作でした。
さらに2010年代、特に2015年の映画が多かったのも特徴ですね。
劇場に観に行く機会が多かったのがこの頃でしたからねぇ。
意識はしてなくても、劇場で観た作品はやっぱり特別になるんだと思います。
20代の映画好きさんは、2010年代の作品に思い入れのあるものが多かったりする人が
たくさんいるんじゃないでしょうか。
あとは、アニメ映画が2つ入ったけど
実写の邦画は入りませんでした。
「飛んで埼玉」は候補に挙がってたんですがw
また半年もしたら、この20選も顔ぶれが変わってくると思うし
定期的に最新版を更新しようかな。
完全に自己満足の記事ですが、自分の好きなものをまとめるのは楽しいですからね。
次からはランキング形式にしてみた方が面白いかも。
そうなると余計に悩む時間が増えそうw
「ザ・エージェント」はもう殿堂入りにしようかな。
それでは、今日はこのへんで。
またねっ。