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トム・クルーズの無駄遣い?「ザ・マミー / 呪われた砂漠の王女」感想レビュー!

映画|ザ・マミー/呪われた砂漠の王女のフル動画を無料視聴できる配信サービスと方法まとめ | VODリッチ

 

 

こんにちは、こーき7です。

 

今回は、「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(原題 : The Mummy)

の感想記事です。

 

2017年の公開当時に劇場で1度鑑賞済みで

その時には

う~ん、期待外れw

 

という感想だったんですが

Amazonプライムで無料で観れるのを発見して

 

今は当時よりも古代エジプトの知識も少しあるし

そこそこ楽しめるんじゃないかなと思って

 

もう一度観てみることにしたんですが.....

 

 

やっぱりそんなに面白くなかったw

 

 

とはいえ個人的にはまぁまぁ楽しめましたので

本作の「良かったところ」「イマイチだったところ」

それぞれ感想として綴っていこうと思います。

 

それでは、よろしくどーぞっ!

 

 

 

 

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 概要

 

まずは本作、

「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」(原題 : The Mummy)

の概要をざっくり。

 

本作は2017年に公開された映画で

1932年に公開された「ミイラ再生」のリブート作品になります。

 

同じく「ミイラ再生」をリブートした作品としては

1999年に公開された「ハムナプトラ」が有名ですね。

 

また本作は、過去の怪物映画のリブート作をシリーズ的に発表していく

「ダークユニバース」の1作目でもあります。

 

監督 : アレックス・カーツマン

主演 : トム・クルーズ

 

ぼくは中学生のころからのトム・クルーズファンなので

とっても楽しみにして観に行きました。

 

 

良かったところ

 

ソフィア・ブテラのエキゾチックな美しさ

 

今回の敵、サブタイトルにもなっている呪われた砂漠の王女「アマネット」役を演じる

ソフィア・ブテラの美しさが素晴らしい。

 

正直この映画は、ソフィア・ブテラを眺める映画」

と言っても過言ではないくらいです。

 

復活後すぐはまだまだゾンビのような見た目で

人間の精気を吸って徐々に完全体の力を取り戻していくんですが

 

完全に復活しきった美しき身体ももちろん素晴らしいんですが

100%まであと1人分の精気が必要な不完全な状態のソフィアさんの雰囲気も

個人的にはかなり好きで

もうちょっとあの状態を見ていたかったなぁと思います。

 

ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 (アレックス・カーツマン監督 / 原題 : The Mummy) : 川沿いのラプソディ

 

 

 

ハムナプトラ」と違い、復活するミイラが女性なのは

今作のストロングポイントですね。

 

セト神との契約で瞳が4つになる演出も中二感があってカッコいいし

これもまたソフィアさんの顔面ににあってるんですよ~。

 

 

飛行機内での無重力アクション

 

物語序盤に発生する飛行機事故での無重力シーンは一見の価値あり。

 

ハイクオリティなVFXで表現されたカラスの大群が機内に突っ込んでくる恐怖にはじまり

無重力となった機内でのスタントシーンはとてもリアルで

 

どうやって撮影してんだ....?

 

となります。

 

パンフレットを確認してみると、

映画撮影としては初めて、

フランスの航空宇宙企業の本社で本物の機体を使って撮影されてるんだとか。

 

飛行機事故の展開自体は監督から出たものですが

無重力のスタントは、トム・クルーズのアイディアなんですって。

 

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』無重力空間での圧巻の飛行機墜落寸前映像 - YouTube

 

 

ソフィアにぶっ飛ばされるトム・クルーズ

こういうモンスター映画にトム・クルーズが出ることは稀で

普段あまり見ないトム・クルーズを見れたりするのも

トム・クルーズファン的には楽しいポイントでした。

 

20~30代のスマートな体型の頃ならまだしも

今のゴツめムキムキボディトム・クルーズ

 

若くて華奢な美人に

腕1本でぶっ飛ばされるところなんかは

こういう作品でないとなかなか見られないですよね。

 

物語終盤では、トム演じるニックも

セト神の力を手に入れてモンスターになるので

瞳が4つのトム・クルーズを拝めます。

 

 

イマイチなところ

 

古代エジプト感の薄さ

冒頭の、アマネットの説明シーンとか

ちょこちょこ入る過去のイメージのシーンとかはそれっぽいですが

 

ほとんどのシーンで、

古代エジプトを題材にした映画」感はあまり感じられません。

 

ヒエログリフもほぼ出てこんし。

小道具とかもそんなになかったよなぁ。

 

現代的なというか、ネズミとかカラスとか

バイオハザードみたいなホラゲーっぽいホラーテイストが入った分、

古代エジプトの神々しさとか禍々しさとかがあんまりなくてちょっと残念かも。

 

 

ラッセル・クロウの無駄遣い

 

物語中盤から、ラッセル・クロウ演じる

ヘンリー・ジキル博士が登場するんですが...

 

 

ザ・マミー」ラッセル・クロウ、初共演のトム・クルーズにバックドロップ! : 映画ニュース - 映画.com

 

 

コイツがまじで意味わからんww

 

 

博士の束ねる秘密組織”プロディジウム”も、

なんかそれっぽい名前で匂わせだけして、本作中では

何が目的なのかとかはっきりせんかったし、

 

まぁそれは、今後のダークユニバース作品全体に関わってくる組織として

描いていくつもりだから、存在だけでも認知しといてもらおう的なノリなのかな

と思ったりもしたけど

 

ジキル博士は裏の顔”ハイド”を持っててどうのこうのする件は

ぜったいいらんやろって思います。

 

なんでここで”ジキルとハイド”する必要があるんだっていう。

 

古代エジプトもアマネット王女も全然関係ないところで

地味に盛り上がりポイントを設定してるのが理解できないです。

 

このシーンがっつり削って

ハムナプトラにあったような遺跡探索的なシーンがあるとよかったんじゃないかな。

 

先にラッセル・クロウをキャスティングしちゃったから

ちょっと見せ場用意しとかなきゃ的なことなんかな?

 

ただの博士でよかったのに。

 

 

トム・クルーズの無駄遣い

 

正直、主人公ニック・モートン

別にトム・クルーズである必要なかったよなぁ

っていうのが

 

初めて本作を観終わったときに最初に思った事でした。

 

良かったところで挙げてた

飛行機の無重力スタントなんかはトム・クルーズだからこそだし

 

呪われたニックの相棒ヴェイルとの掛け合いのシーンなんかも

トムのキャラクターが発揮されてて面白いところなんですが

 

これらのシーンって、本作の物語の核心とは

そんなに関係ない部分での面白さなんですよね。

 

なんというか、ボリューム不足なメインの設定とか展開に

トム・クルーズ要素を肉付けすることで

おもしろい映画っぽくしているだけ。

 

みたいな。

 

前述したラッセル・クロウの無駄遣いも

同じように、ただ無理やりラッセル・クロウを肉付けしただけ

って感じですね。

 

 

薄っぺらいキャラクター描写

 

 

関係ないところを盛りもりにしちゃってるから

王女アマネットや主人公ニックをはじめ

 

どのキャラクターも、

その内面や思想、過去などの掘り下げがされてないので

観客が感情移入できるようなキャラクターに仕上がってないんですよね。

 

これがかなり致命的で

本作があんまりおもしろくない直接的な理由になると思います。

 

もともとそんなに作り込まれてなかった設定に

無重力スタントやらジキルとハイドやらをつけ足してボリュームを稼いだのか

 

掘り下げたい設定がちゃんとあったけど

おもしろそうなアイデアが後から出てきたから

詰め込んじゃって薄くなったのか

 

ハムナプトラとの差別化を図るために

迷走した結果なのか

 

経緯は分かりませんが

失敗してるのは間違いないですね。

 

 

 

総評 個人的には★3,5。ひいき目なしなら★2,0

 

というわけで今回は

「ザ・マミー / 呪われた砂漠の王女」

感想記事でした!

 

 

ぼくはトム・クルーズのファンかつ、

古代エジプトファンでもあるので

個人的に5段階中3,5くらいの評価でもいかなってくらいには楽しめましたが

 

その辺のひいき目なし、1本の映画としての面白さを評価するなら

2,0~2,5くらいが妥当かなって感じでしたね。

 

 

サクッと感想だけの記事にするつもりが

なんかまじめにレビューっぽくなっちゃったぞ!w

 

 

映画の感想記事も

またちょくちょく書いていこう思いますっ

 

 

それでは、今日はこのへんで。

 

 

またねっ。